大和市上草柳(かみそうやぎ)ふれあい広場の台湾亭志案内を読み書き写したものである


台湾亭
台湾亭(2009.3 furudon撮影)///台湾亭志説明板画像

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やまとバーチャル平和祈念館
(大和市市民経済部広聴相談課)

   
  台湾亭志

  第二次世界戦中 一九四三年から翌
年にかけて戦力補充のため 台湾の青少
年約八千四百余名が この大和市に新設
された高座海軍工廠に集結し 一部は実
習を経て各軍需工場に配属され 終戦ま
で航空機生産の一端を担い続けた
 その間 米軍による本土空襲 多数の
犠牲者も出 戦後そのまま残留した者以
外 大部分は台湾に帰国したが 混乱の
戦後を乗り越え斬く落ち着きを取り戻し
た時 若き日 命を託した大和市が第二
の故郷として大きく胸に育まれた
 一九八七年 台湾高座会が発足 一九
九三年日本高座会による五十周年記念大
会に一千三百余名の会員が参加し 半世
紀ぶりに旧地で再会の喜びに浸りあった
    ここに両地の親善交流を記念する
  とともに 世界平和への祈願をこめて
台湾亭を大和市に寄贈し 変わらざる友
誼のシンボルとする
 
   台湾高座会
   一九九七年九月六日

秦野の里アルバム

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